こんにちは、
改めましてデザインベース広報担当の池端です*
今日は現場とは関係のないお話を
衝動のままに、独断で、
書き連ねたいと思います。笑
突然ですが皆様、本はお好きですか?
私は外出時に本を忘れると
激しい喪失感に見舞われるくらい好きでして..
人との出逢いと同じくらい本との出逢いも
大切にしているのですが
そんな中、最近読んだとある小説の主人公が
物語の中で読んでいた本がとても魅力的で
ネットで調べてみたところ
なんと私たちの世界に存在したのです。
これは運命だ...! (?)
とその場でぽちっと購入。
その本の衝撃たるや、
感動のあまりこうして衝動的に
建設会社のブログに書き連ねるほど。
その名も 「茨木のり子 詩集」
人生初の詩集との出逢いでした。
その中にある「自分の感受性くらい」
という詩は、中学2年生の教科書にも
掲載されていたみたいなのですが
私はまったく覚えておらず...
当時の私の心は
この詩がまったく響かない仕様だった
という事実を突きつけられ
感動と共にほんの少し落ち込みました。笑
”自分の感受性くらい 茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ”
真っ直ぐで、優しくて、
何の抵抗もなく、心にストン。
と落ちる言葉。
心が↓こんな状態になりませんか?
上記の詩以外にも
娘が年頃になったら語り合いたい詩。
この世を去る直前に読みたい詩。
など未来が楽しみになる
美しい言葉の数々に出逢えました
この素晴らしい本を誰かに伝えなければ..!
という謎の使命感に駆られ現在に至ります
私の場合は直感で手に取った小説の主人公が
この詩集に引き合わせてくれました。
同じように、ひょんなことから
この記事に辿り着き、この詩集に出逢えた
という方が一人でもいらっしゃれば
この上ない幸せです
皆さまもおすすめの本があれば
InstagramのDMからでも是非教えてくださいね
新たな出逢いを心待ちにしております..*
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